しじみの栄養学
しじみを13g食べれば、1日の必要量がまかなわれると言われています。ビタミンB12の含有量は、海のミルクと呼ばれる牡蠣の2倍以上、豚肉や牛肉の10倍以上もあり、鉄分補給源のレバーに匹敵するほどです。
しじみに含まれる栄養素について
しじみの栄養素を大きく分けると以下の3つに分類されます。
| 1.アミノ酸 | 5大栄養素の1つに数えられるたんぱく質を作るための必要な栄養素です。 |
| 2.ミネラル | 5大栄養素の1つ。体のバランスの調節、機能を保つ働きをもっています。 |
| 3.ビタミン | 5大栄養素の1つ。それぞれの栄養素の働きを助けてくれます。 |
5大栄養素といわれている炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンのうち 3つの栄養素を摂取することができます。
しじみの栄養素を細かく分けると…
| アミノ酸 | オルニチン・タウリン・コハク酸を主に摂取することができます |
| ミネラル | 鉄分・カルシウムが入っておりこれらを摂取することができます。 |
| ビタミン | ビタミンA,ビタミンB2,ビタミンB12を摂取することができます。 |
旨味成分であるコハク酸は、貝類の中でしじみが最も多く含んでいるため、美味しい味噌汁が出来ます。鉄分やビタミンB2,ビタミンB12も多く取ることができます。
各栄養素の働き
オルニチン:成長ホルモンを分泌させて基礎代謝を高める
アミノ酸には「必須系アミノ酸」、「非必須系アミノ酸」がありますが、オルチニンは「遊離系アミノ酸」と呼ばれる1種で、オルチニンが肝臓にたまるとアンモニアを尿素に変え、成長ホルモンを分泌させて基礎代謝を高める作用があるといわれています。
タウリン:肝臓の解毒作用を強める働きがあると言われる
アミノ酸の1つで、魚介類に多く含まれています。主に血圧を正常に保つことや、胆汁酸の分泌を促進させてコレステロールを下げる働きをもっていたり、肝臓での解毒作用を強める働きがあるといわれています。
コハク酸:旨み成分
有機酸の1種。貝類に含まれる旨み成分でありしじみはより多くあるといわれています。胆汁の分泌を促進する要素を持っています。また、コハク酸が体内に入るとクエン酸に変化し、エネルギー代謝を活発にさせてくれる働きがあるといわれています。
鉄分:体内の酸素を運搬する役割
ミネラルの1種。赤血球の血色素の「ヘモグロビン」や筋肉の「ミオグロビン」などの構成成分であり、体内の酸素を運搬する役割を担っています。鉄分が不足なりがちになると鉄欠乏による貧血を起こす可能性があります。
カルシウム:骨や歯の形成には欠かせない重要なミネラル
骨や歯の形成には欠かせない重要なミネラルです。特に日本人は不足しがちで栄養素です。約99%は骨や歯などのかたい組織の成分になっていて、残りは血液中や神経、筋肉に含まれます。その役割として、神経伝達物質をコントロールや筋肉の収縮、血液の凝固を促す働きがあるといわれています。
ビタミンB2:栄養素の代謝に関係してくる酵素の働きを助ける
ビタミンB2は成長を促進させる働きがあります。たんぱく質や糖質、脂質などの栄養素の代謝に関係してくる酵素の働きを助ける補助をしてくれます。体にとって有害な過酸化脂質の分解する働きがあるといわれています。別名、「リボフラビン」とも呼ばれています。
ビタミンB12:たんぱく質の合成を助ける働き
血液中で酸素を運ぶ働きをする赤血球のヘモグロビンというたんぱく質の合成を助ける働きがあるといわれています。神経が正常に働くようにする要素も兼ね備えています。
※なお、多量摂取により疾病を治癒したり、より健康が増進するものではありません。
しじみ以外にもバランスを持った食事をとって、体に必要な1日の目安量を摂取してください。
さらに冷凍しじみは
肝機能を上げ、新陳代謝を促進させる
オルニチンが約8倍も増加!
オルニチンはたんぱく質を構成しないアミノ酸で、必要なときだけ働いて、あとは体内に遊離している状態のアミノ酸です。オルニチンは、アルコール代謝を良くするアミノ酸(アラニン)を助け、肝機能を上げる働きがあります。また、新陳代謝も促進させます。
いいとこ満載のオルニチンがなんと、冷凍すれば、なんと約8倍にも増加します!!
旨味成分であるコハク酸が約2〜3倍増加!
しじみは、味噌、しょうゆなどの調味料としても使われ、うま味の元となるコハク酸が豊富なため、貝類の中でも特に味が良いと入れています。 また、一晩冷凍庫に置いておくと、さらにおいしくなります。 細胞組織の中に閉じ込められたコハク酸が、冷凍によって水分が膨張し、細胞組織が壊れてより出やすくなるためです。








